2013-03-26 第183回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
○政府参考人(稲垣光隆君) 今御指摘がございました地方空港官署における平成二十四年度の麻薬等の社会悪物品の摘発件数でございますけれども、二十三年に比べまして五七%増と増えているところでございます。 これは、極めて厳しい行財政事情ではございますが、税関におきましては、業務運営の効率化を図りつつ、国民の安全、安心の確保という税関に課せられた使命の遂行に支障を来すことのないように、所要の人員を配置するとともに
○政府参考人(稲垣光隆君) 今御指摘がございました地方空港官署における平成二十四年度の麻薬等の社会悪物品の摘発件数でございますけれども、二十三年に比べまして五七%増と増えているところでございます。 これは、極めて厳しい行財政事情ではございますが、税関におきましては、業務運営の効率化を図りつつ、国民の安全、安心の確保という税関に課せられた使命の遂行に支障を来すことのないように、所要の人員を配置するとともに
○政府参考人(稲垣光隆君) 出入国者数と税関職員数についてのお尋ねでございますが、平成二十四年の我が国におけます出入国者数は約五千五百万人となっており、十年前の平成十四年の四千四百万人に比べまして約一・二四倍、二十年前の平成四年の約三千百万人に比べまして一・七六倍になっております。 他方、私ども税関職員の定員でございますが、平成二十四年度は八千七百七十八人となっておりまして、これを十年前の平成十四年度
○政府参考人(稲垣光隆君) 法改正の背景についてのお尋ねでございますが、貨物を輸入する際に課される関税の課税価格の決定にかかわります法令の規定につきましては、一九八〇年、昭和五十五年でございますが、このときに整備されて以来、実に三十二年間改正がなされておりませんでした。 他方、昨今の経済情勢等の変化に伴い、グループ企業間の取引が増加するといった輸入貨物にかかわります取引形態が複雑化している状況にあり
○稲垣政府参考人 御指摘のございました特許権等につきましての関税評価上の扱いでございますけれども、これは、従来やっておりましたやり方を法令上明確化させていただくというのが今回の趣旨でございます。 今御指摘ございました、虚偽の書類等を提出することによりまして課税逃れをするということにつきましては、これまでも、通関部門における審査や輸入事後調査部門における調査におきまして、その発見に努めてきているところでございます
○稲垣政府参考人 被災地の復興の話でございます。 関税局、税関におきましては、被災地域の復興を推進するために、従来より、被災地域の物流、貿易の円滑化、活性化を図るとともに、被災された方々に対しまして、関税関係法令に基づく申請の期限の延長、あるいは震災により損傷等があった貨物に係る減免手続につきまして一部の書類の省略を図るといったような簡素化、こういったことを通しまして支援を図っているところでございます
○稲垣政府参考人 にせブランド品等の知的財産侵害物品についてのお尋ねでございますけれども、本年の三月に私ども財務省の方から発表いたしました、平成二十三年の税関における知的財産侵害物品の差しとめ状況というのがございますが、これによりますと、中国から参りました知的財産侵害物品の輸入差しとめ件数でございますが、総体として二万一千二百三十五件ということでございます。この全体に占める割合でございますが、九一・
○政府参考人(稲垣光隆君) これは私の理解でございますけれども、一括交付金化というのは、全く自由にという、地方の一般財源ということではなくて、ある程度国の施策の方向に沿いまして一定の水準、その具体的な在り方については今地域主権戦略会議の方で御議論をしていただいているところでございますけれども、そういったものでございますので、もちろんその水準等につきましては国の施策の在り方として議論はあるものと思いますが
○政府参考人(稲垣光隆君) 本年度予算で設けられました新たな交付金でございますけれども、地方にとりまして自由度を増しているということでございます。ひも付き補助金に当たるかどうかという話はさておきまして、地域主権改革の方向に沿った改革であったというように考えております。
○政府参考人(稲垣光隆君) 最低制限価格制度に関するお尋ねでございます。 国の調達におきましては、原則として、価格による競争入札によりまして最も低い金額を提示した者を契約の相手方とすることとしております。また、この入札に当たりましては、その契約金額を見積もった予定価格を作成いたしまして、この予定価格が上限となるという仕組みになっているわけでございます。 このような競争入札のうち、先生御指摘ございましたように
○政府参考人(稲垣光隆君) ただいまお尋ねがございました大蘇ダムに関する調査でございますけど、これ最前より御指摘いただいておりますように、事業計画上必要な用水量が確保できないという状況を踏まえまして、今後の浸透抑制対策のための調査といたしまして平成二十二年度から二十四年度にかけまして地域整備方向検討調査費より支出いたしまして、ダム貯水池の地盤にコンクリートを吹き付け、その適用性を調査し、経済的で確実